【2024年12月最新版】マリオットポイントでマイルを最大限に活用する技&改悪情報まとめ!交換方法からお得な裏ワザまで紹介!

マリオットポイントの大きな魅力として、40以上ものマイルへの交換が挙げられます。

しかし、マイルは複雑かつ人によって交換すべきマイルが異なるため「どのマイルに交換すればいいのか?」と迷ってしまうかもしれません。

この記事ではマリオットのポイントとマイルの関係について徹底解説します。

目次(タップで該当箇所へ)

マリオットポイントとマイルの関係性まとめ

マリオットポイントとマイルの関係性をざっくり整理します。

関係性の一例
  • マリオットポイントは30以上の航空会社のマイルに交換できる
  • ポイントをマイルに交換するときのレートは航空会社によって若干異なる
  • おおよその交換レートはマリオットポイント:マイル=3:1
  • 実際に交換する航空会社の選択肢は4社ほど
  • 交換できる日本の航空会社はANAとJALのみ
  • ポイントをマイルに交換するのは簡単(約1週間ほどで反映される)

マリオットのポイントは30以上の航空会社のマイルに交換できますが、実際に選択肢になることが多いのは以下の4社です。

  • ANA
  • JAL
  • ユナイテッド航空
  • ブリティッシュエアウェイズ

基本的にはANAもしくはJALのマイルに交換して利用することが多いと思います。

ですが、ユナイテッド航空やブリティッシュエアウェイズのマイルが活用できると、飛行機の利便性アップかつお得になるケースがあります。

例えば、ANAマイルを使ってANA便を利用するよりもユナイテッド航空のマイルを使ってANA便を利用した方がお得です。

また、ANAマイルは2親等(父、妻、孫など)の航空券しか発券できませんが、ユナイテッド航空なら彼女や友達のANAの航空券を発見できたりします。

※航空会社は3つのアライアンスに属していることが多く、同じアライアンスだとマイルの相互利用ができるため、ANAやJALのマイルで海外の航空会社を利用できます

なのでマリオットのポイントの交換先としてユナイテッド航空とブリティッシュエアウェイズも選択肢に入れると幅が広がります。

ANAとJAL以外の航空会社のマイルを活用するのは難易度が高ですが、マイルに慣れてきてから少しずつ取り入れてみてください(次の段落で詳しく解説)

一覧表:交換できるマイルと交換レート

実際に交換できるマイルと、交換レートは以下の通りです。

ちなみに60,000ポイントごとに交換すると、ボーナスで5,000マイルがもらえる航空会社がほとんどなので、マイルに交換する際にはまとめて交換するのをおすすめします。

アライアンス航空会社名交換レート
スターアライアンスANA3:1
シンガポール航空
タイ国際航空
エア・カナダ
ターキッシュ エアラインズ
コバ航空
アシアナ航空
エーゲ航空
TAPポルトガル航空
アビアンカ航空
ユナイテッド航空3:1.1
ニュージーランド航空200:1
ワンワールドJAL3:1
キャセイパシフィック航空
ブリティッシュ・エアウェイズ
アラスカ航空
カタール航空
アメリカン航空
カンタス航空
イベリア航空
ランタム航空
スカイチームデルタ航空3:1
エールフランス
大韓航空
サウディア航空
アエロメヒコ航空
ヴァージンアトランティック
非加盟エティハド航空3:1
エミレーツ航空
ハワイアン航空
ヴァージンオーストラリア航空
サウスウェスト航空
フロンティア航空
海南航空
ジェットエアウェイズ
ブエルリング航空
エアリンガス

マリオットのポイントをより効率よく使うマイルの裏技

マリオットのポイントはANAやJALマイルで使う方が多い印象ですが、海外の航空会社のマイルを活用するとお得に飛行機を利用できます。

航空会社はアライアンスというグループに属していることが多く、そのグループ内だとマイルの相互利用ができるためです。

たとえばANAはスターアライアンスというグループに属しており、同じグループのユナイテッド航空のマイルでANAの飛行機を利用できます。

ちなみにANAが加盟するスターアラインスには30ほどの航空会社があり、JALが加盟するワンワールドには15ほどの航空会社が属しています。

ですがマリオットのポイントをお得に利用するのに知っておく航空会社は、以下の2社でOKです。

覚えておくべき航空会社
  • ユナイテッド航空:ANAをお得に利用できる
  • ブリティッシュエアウェイズ:JALをお得に利用できる

それぞれがどのくらいお得なのかと、どのように活用するのかを説明します。

ユナイテッド航空のマイルでANAを利用する

ユナイテッド航空はANAと同じスターアライアンスに属しているため、マイルの相互利用が可能です。

なのでユナイテッド航空(UA)のマイルでANAを利用することができ、国内路線であれば基本的にANAマイルを使うより少ないマイル数で特典航空券を発券できます。

スクロールできます
出発地目的地(例)UAの
必要マイル数
ANAの
必要マイル数(L)
ANAの
必要マイル数(R)
ANAの
必要マイル数(H)
東京名古屋・大阪5,5005,0006,0007,500
札幌・福岡5,5006,0007,5009,000
沖縄8,8007,0009,00010,500
石垣・宮古8,8008,50010,00011,500

上記のように、ローシーズンであればANAマイルを使った方がお得になる時もありますが、レギュラーシーズンやハイシーズンではUAマイルを使った方がお得です。

さらにUAマイルには以下のようなメリットもあります。

UAマイルを使うメリット
  • マイルの有効期限が無期限
  • 身内だけではなく第三者の航空券も発行できる
  • 片道での特典航空券の発券が可能

上記を加味すると、ANAの飛行機を利用する際にもユナイテッド航空を活用はおすすめというわけです。

ブリティッシュエアウェイズのマイルでJALを利用する

2024年12月現在は、ブリティッシュエアウェイズのマイル(Avios)を使うのはおすすめできません。

改悪があり、JALの特典航空券に必要なマイル数が上がり、JALマイルの方がお得になったためです。

距離区間の例旧必要Avios新必要Avios
650マイルまで東京〜伊丹・札幌6,0007,500
651マイル
~1,150マイル
東京〜那覇
伊丹〜那覇・札幌
9,00010,000
1,151マイル~東京〜宮古11,00011,000

上記のような改悪がありました。

たとえば東京〜伊丹の場合はJALマイルなら6,000マイルであり、東京〜宮古の場合はJALマイルなら10,000マイルでありAviosよりお得です。

これらを踏まえると、基本的にはブリティッシュエアウェイズを利用する価値がないように思えます。

しかし、Aviosなら「身内だけではなく第三者の航空券も発行できる」というメリットがあり、知人と旅行するときは便利なので、たまにAviosを使っています。

マリオットポイントをANAマイルやJALマイルに交換する手順

マリオットのポイントをマイルに交換は会員ページから簡単にできます。

まずはマリオットボンヴォイの会員ページにログインします。次にポイントからマイルへの交換というページがあるのでアクセスします。

アクセスすると以下のページが表示されます。

マリオットのポイントをマイルに交換

上記の「ポイントの移行」をクリックします。

マリオットのポイントをマイルに交換

上記のページに移行したら、交換したいマイルを選択し、マイレージプログラム会員番号を入力します。

ANAならANAマイレージクラブ番号であり、JALならJALマイレージバンク番号です。

移行するポイント数ですが、60,000ポイントごとだと5,000マイル追加でもらえるので、できれば60,000ポイント刻みで交換するのをおすすめします。

JALマイルに交換する場合は、以下のような確認画面になります。

マリオットのポイントをマイルに交換

問題なければ「変換」をクリックすると、本人確認に移ります。

マリオットのポイントをマイルに交換
マリオットのポイントをマイルに交換

登録してあるメール宛に確認コードが送られてくるので、それを入力したらポイント交換申請は完了です。

上記の流れで、マリオットのポイントをマイルに交換することができます。

もしも不安な場合は、マリオットに電話して口頭でポイント交換申請をすることも可能です。

カード裏の番号にかけて、スタッフの方に対応してもらいましょう。

コラム:マリオットボンヴォイアメックス(旧SPGアメックス)はマイルを貯めるの不向き?

マリオットとアメックスが提携して発行しているマリオットボンヴォイアメックス(旧、SPGアメックス)というカードがあります。

マリオットボンヴォイアメックスがマイルを貯めるのにおすすめされるのは、以下の3つの理由です。

  • マイル還元率が1.25%と高く効率よく貯まる
  • ポイントをANAやJALなど30以上の航空会社のマイルに交換可能
  • ポイントの有効期限が実質無期限で失効リスクなし

それぞれ解説します。

マイル還元率が1.25%と高く効率よく貯まる

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムはカード決済において100円ごとに3ポイント貯まります。

この段階ではあくまでマリオット(マリオットボンヴォイアメックスプレミアムの発行元)のポイントであり、マイルではありません。

カード決済等で貯めたポイントをマイルに交換することによってマイルが得られます。

ポイントをマイルに交換する際の交換レートについては、ほとんどのケースで3:1であり、マリオットのポイント30,000ポイントが10,000マイルになるイメージです。

アライアンス航空会社名交換レート
スターアライアンスANA3:1
シンガポール航空
タイ国際航空
エア・カナダ
ターキッシュ エアラインズ
コバ航空
アシアナ航空
エーゲ航空
TAPポルトガル航空
アビアンカ航空
ユナイテッド航空3:1.1
ニュージーランド航空200:1
ワンワールドJAL3:1
キャセイパシフィック航空
ブリティッシュ・エアウェイズ
アラスカ航空
カタール航空
アメリカン航空
カンタス航空
イベリア航空
ランタム航空
スカイチームデルタ航空3:1
エールフランス
大韓航空
サウディア航空
アエロメヒコ航空
ヴァージンアトランティック
非加盟エティハド航空3:1
エミレーツ航空
ハワイアン航空
ヴァージンオーストラリア航空
サウスウェスト航空
フロンティア航空
海南航空
ジェットエアウェイズ
ブエルリング航空
エアリンガス

したがってマリオットボンヴォイアメックスプレミアムは100円決済ごとに3ポイント貯まり、これを1ANAマイルや1JALマイルと交換できるためマイル還元率1.0%と言うわけです。

しかしこの段階ではマイル還元率が1.25%ではありません。

実はポイントをマイルに交換する際、ANAマイルやJALマイルの場合だと、まとめて60,000ポイント分の交換をすると5,000マイルをもらえるため、60,000ポイントごとに25,000マイルが得られるため、1.25%というわけです。

ANAカードやJALカードでもマイル還元率が1.0%であることが多いため、普段のカード決済においてはANAカード以上にANAマイルが貯まり、JALカード以上にJALマイルが貯まります。

※お買い物先によってはANAカードやJALカードの方が還元率がいいケースもあります

ANAやJALなど40以上の航空会社のマイルに交換可能

マリオットのポイントはANAやJALなど40以上の航空会社のマイルに交換可能です。

基本的にはANAマイルもしくはJALマイルを貯めることが多いと思いますが、海外の航空会社のマイルを得れるのがマイラー玄人にとって大きなメリットです。

後述しますが、ANAやJALの飛行機をマイルで取る場合に、ANAマイルやJALマイルより少ないマイル数で同じ飛行機に乗ることができるのです。

ちなみに以下の2パターンです。

  • ユナイテッド航空のマイルでANAを利用する
  • ブリティッシュエアウェイズのマイルでJALを利用する

僕自身もマリオットのポイントを上記の2つの航空会社のマイルに交換し、ANAやJALを利用しています。

慣れないうちは分かりづらいかもしれませんが、マイルを貯め始めると自然にこのような技も使えるようになります。

ポイントの有効期限が実質無期限で失効リスクなし

マリオットボンヴォイアメックスマリオットボンヴォイアメックスプレミアムのポイントには有効期限があります。

しかし1年に1度でもポイントが加算されるとポイントの有効期限が延長されるため、実質無期限と言っても過言ではありません。

もし「1年に1回以上も100円以上の買い物をマリオットボンヴォイアメックスプレミアムでしない」「1年に1回もマリオットボンヴォイ加盟ホテルに宿泊しない」という場合は、ポイントが失効してしまうかもしれません。

しかしマリオットボンヴォイアメックスプレミアムを検討している場合には、上記のようなことはないでしょう。

なのでポイントが実質無期限になり、失効のリスクを気にすることなくコツコツとポイントを貯められます。

ANAマイルやJALマイルを使って特典航空券を発券するにはそれなりのポイント数が必要です。

仮に貯まっていても休みとの兼ね合いで利用できない…ということもあり得るのですが、有効期限がなければ安心です。

ちなみにANAマイルやJALマイルの有効期限は3年間なので、マイルを使うことが決まってからマリオットのポイントをマイルに移行するのがおすすめです。

ANAもJALも数営業日で移行完了します。

目次(タップで該当箇所へ)