アメックスビジネスプラチナはAmerican Expressが発行する法人カードであり、数ある法人カードのなかでもっともステータス性が高いカードと言われています。
年会費は165,000円ですが、特典が豊富すぎて年会費以上の恩恵を受けることは簡単な内容です。
ちなみに、アメックスプラチナビジネスの入会キャンペーンでは最大35万ポイント獲得できるので、それだけで年会費2年分をペイできます。
350,000ポイントをマイルに交換した場合、東京〜ハワイを8往復半分、日本〜ハワイをビジネスクラスで5往復半分です…!
スペックやキャンペーン以外にも、金属製のカードを持つ優越感もたまりません。
- 入会特典で最大350,000ポイント付与(ハワイ2往復半分に匹敵)
- 24時間365日対応のプラチナコンシェルジュ
- プライオリティ・パスが無料付帯(年間4.6万円相当)
- 高級ホテルに泊まれる無料宿泊券が毎年付与(1泊6万円超えも!)
- 高級ホテルグループ4社の上級会員資格を付帯
- 金属製のカードでステータス性が抜群
僕はアメックスプラチナを愛用していますが、誰でもアメックスプラチナがおすすめとは言えません。
特典を享受できず宝の持ち腐れになってしまうこともあるためです(要因として年収面等だけではなく、生活・趣味などの面が大きいケースもあります)
この記事ではアメックスビジネスプラチナのスペック・特典を整理しながら、持つべき人・持つべきでない人まで紹介します。
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アメックスビジネスプラチナの最強すぎる特典まとめ
アメックスビジネスプラチナには驚くほど多くの特典があるため、ここでは代表的なものを以下の項目にわけて紹介します。
- 旅行系の特典
- グルメ系の特典
- ホテル系の特典
- その他の特典
ビジネス系の特典について
プラチナ・セクレタリー・サービス
プラチナ・コンシェルジュ・デスクはカードのサービスに関する問い合わせから、旅行やレストランの手配まで、24時間365日対応してくれる専用デスクです。
秘書のような役割を果たすコンシェルジュが、さまざまな悩みをスピーディーに解決してくれます。
- 飲食店や航空券、ホテルの選定&予約
- 予約困難なレストランの予約
- イベントやコンサートチケットの手配 など
僕は以前プラチナ・コンシェルジュ・デスクを使って、海外でしか発売されていない洋服を取り寄せ、奥さんにプレゼントしたら喜ばれました。
その他にも調べるのが面倒な「トランジットを要する海外旅行の航空券手配」や「旅のプランニング」などで使うと便利です。
何よりも時間を大切にしたい方は重宝する特典です。
空港ラウンジ
出張などで活躍する空港ラウンジが利用可能であり、国内だけではなく、世界中の空港ラウンジが対象です。
空港ラウンジの特典は、細かく言うと以下の4つあります。
- プライオリティ・パス(通常、年会費429米ドル)
世界1,300ヶ所以上の海外VIP空港ラウンジにアクセスできる会員証 - アメックスグローバルラウンジ
世界1,200ヶ所以上のアメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジが利用 - センチュリオンラウンジ
アメリカや香港の空港内にあり、アメックスプラチナやセンチュリオンカードの提示で利用できるAMEX上級会員専用のラウンジです(2024年10月15日時点) - デルタ・スカイクラブ
デルタ航空専用の空港ラウンジであるデルタ・スカイクラブを無料で利用
上記の通り、かなりたくさんの空港ラウンジを利用できます。空港での待ち時間を快適に過ごせます。
充電スペースや電話スペース、コーヒーなどの飲料まであるので仕事も可能です。
中でもセンチュリオンラウンジはVIPなラウンジであり、基本的にアメックスビジネスプラチナ以上のカード保有者のみが利用できます。
OFFICE PASS
全国300ヶ所以上のシェアオフィスやコワーキングスペースの自由席が利用できるサービスです。
出張先や移動途中、リモートワーク等で静かに仕事をしたいときに事前予約なしで利用できます。
通常月額料金は15,258円ですが、アメックスビジネスプラチナを保有していれば10%オフで使えます。
ホテル系の特典について
フリー・ステイ・ギフト
フリーステイギフトは、毎年のカード更新時に国内の対象ホテルで利用できる1泊2名分の無料宿泊特典です。
北海道から沖縄まで7つのホテルグループの中から使える無料宿泊券は、1泊6万円を超える高級ホテルにも利用できます。
対象ホテルは毎年変更されますが、基本的には以下のような高級ホテルが対象となっています。
- マリオットボンヴォイ
- ヒルトン
- プリンスホテルズ&リゾーツ
- ニューオータニホテルズ
- ハイアット
- オークラ など
フリー・ステイ・ギフトは新たに導入された特典であるため、対象ホテルは現在50軒ほどですが、今後ますますの追加が予想されます。
2024年4月31日までのフリー・ステイ・ギフト対象ホテルは、こちらより確認可能です。
フリーステイギフトについて詳しくは以下の記事でまとめています。
ただしアメックスビジネスプラチナ会員は、プリンスホテル&リゾーツのみ対象外です。
ホテル・メンバーシップ
アメックスビジネスプラチナを保有すれば、高級ホテルの上級会員資格が無条件に付与されます。
ホテルの上級会員は客室の無料アップグレードや滞在時間の優遇、朝食無料サービスなどが受けられるため、通常のホテル料金では味わえない優待が満載です。
アメックスビジネスプラチナの保有で獲得できる上級会員資格は、以下の通りです。
ホテル名 | 会員資格 |
---|---|
Marriott Bonvoy | ゴールドエリート |
ヒルトン・オーナーズ | ゴールド会員 |
Radisson Rewards | Goldエリートステータス |
プリンスホテルズ&リゾーツ | プラチナ会員 |
アメックスプラチナにはプリンスホテル&リゾーツのプラチナメンバーが付帯されますが、アメックスビジネスプラチナには付帯されません。
とは言え上記の3つの上級会員資格があれば十分な気がします。
ホテル・メンバーシップは本カード会員だけでなく、従業員さんに渡す追加カードも対象になるので、大きな福利厚生になるでしょう。
アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン
ホテル予約に利用できる2万円分のクレジットが毎年の更新時に付与されます。
FHR(ファイン・ホテル・アンド・リゾート)
FHR(ファイン・ホテル・アンド・リゾート)は、世界中の厳選されたホテルやリゾート地でホテル上級会員並の優待が受けられる特典です。
アメックスビジネスプラチナのコンシェルジュに「FHRを利用してホテル予約をお願いします」と伝えて、対象ホテルを予約するだけなので利用も簡単。
アメックスビジネスプラチナのFHRで受けられる優待は、以下の6つです。
- アーリーチェックイン(12時より可)
- 客室の無料アップグレード
- 滞在中の朝食が2名まで無料
- レイトチェックアウト(16時まで可)
- 客室の無料Wi-Fi
- 100米ドル相当のホテルクレジット
通常これらの優待を受けるには「ホテル・メンバーシップ」同様、それぞれのホテルで一定の宿泊数を達成する必要がありますが、FHRを利用すれば初めての宿泊でも上級会員並みの特典が味わえます。
FHRについては以下の記事で詳しくまとめています。
グルメ系の特典について
ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン
全国から厳選した約200店舗のレストランにて所定のコース料理を2名以上で利用した場合、1名分のコース料金が無料になります。
会食や接待、記念日などに使えるので支出がちょっと削減ができます。
レストランによく行く方は、月に1回15,000円(1名分)が無料になるだけでも年間180,000円のコスト削減です。
ゴールドワインクラブ
ワインに関する基礎的な知識から専門的な情報まで、専門のスタッフが回答してくれるサービスです。
主なサービス内容は以下の通りです。
- 入手困難な希少価値の高いワインの紹介・購入
- 季節のおすすめワインの紹介・購入
- ワインの銘柄に関する相談
- 予算に応じたワイン選びの相談
ゴールドワインクラブ経由でワインを購入した場合、無料のプレゼント用ギフトボックスで送られてきます。合計11,000円以上のワインを購入の場合は送料も無料です。
各種補償
旅行傷害保険
アメックスビジネスプラチナは、最高5,000万円の旅行傷害保険が付帯されていますが、旅行代金*をカードで決済したかどうかで保険金額が変わる点に注意してください。
基本会員の旅行傷害保険の内容は以下の通りです。
旅行代金*をカードで決済していない場合
項目 | 補償金額 | |
---|---|---|
国内 | 傷害死亡・後遺障害保険金 | 最高5,000万円 |
入院保険金 | 日額5,000円 | |
手術保険金 | 最高20万円 | |
通院保険金 | 日額3,000円 | |
海外 | 傷害死亡・後遺障害保険金 | 最高5,000万円 |
傷害治療費用保険金 | 最高1,000万円 | |
疾病治療費用保険金 | 最高1,000万円 | |
賠償責任保険金 | 最高5,000万円 | |
携行品損害保険金 | 1旅行中 最高100万円 | |
救援者費用保険金 | 最高1,000万円 |
旅行代金*をカードで決済した場合
項目 | 補償金額 | |
---|---|---|
国内 | 傷害死亡・後遺障害保険金 | 最高5,000万円 |
入院保険金 | 日額5,000円 | |
手術保険金 | 最高20万円 | |
通院保険金 | 日額3,000円 | |
海外 | 傷害死亡・後遺障害保険金 | 最高1億円 |
傷害治療費用保険金 | 最高1,000万円 | |
疾病治療費用保険金 | 最高1,000万円 | |
賠償責任保険金 | 最高5,000万円 | |
携行品損害保険金 | 1旅行中 最高100万円 | |
救援者費用保険金 | 最高1,000万円 |
※旅行代金とは、国内旅行の場合、公共交通乗用具、宿泊料金、宿泊を伴う募集型企画旅行(パッケージ・ツアー)の料金をいいます。海外旅行の場合、日本出入国のために時刻表に基づいて運行される国際航空機または国際船舶のチケットやパッケージ・ツアーの料金をいいます
とくに重要である傷害治療費用や疾病治療費用も最高1,000万円と充実しています。
海外でケガや病気をしたときには全額負担になりますが、上記の補償があれば心強いです。
ゴルフ保険
アメックスビジネスプラチナはゴルフ保険も最高5,000万円と充実しています。補償の種類と保険金の額は以下の通りです。
補償の種類 | 保険金の額 |
---|---|
死亡保険金 | 1,000万円 |
後遺障害保険金 | 最高1,000万円 |
入院保険金 | 日額1万5千円 |
通院保険金 | 日額1万円 |
ゴルフ用品補償 | 1年につき10万円限度 |
ホールインワン・アルバトロス費用補償 | 1回につき30万円程度 |
第三者賠償責任保険 | 1事故につき5,000万円限度 |
接待でゴルフをする機会が多い方には安心の補償です。
プレー中に誤って人をケガさせてしまったり、人の物を壊してしまったりした場合でも1事故につき5,000万円までの保険金が出ます。
個人向けカードのアメックスプラチナだと限度が50万円なので、アメックスビジネスプラチナはより手厚い補償が受けられます。
プロテクション
- カー・ピッキング・プロテクション
- キャンセル・プロテクション
- オンライン・プロテクション
- リターン・プロテクション
- ショッピング・プロテクション
ビジネス・ワランティ・プラス
ビジネス・ワランティ・プラスは、以下の2つを組み合わせたサービスです。
- オフィス・ワランティ
本カードで購入した商品の購入日から3年間メーカー保証の延長として、自然故障を補償 - オフィス・ウェア・プロテクション
火災や破損、水漏れ、盗難などの偶発的な事故により生じた損害を、購入日から3年間補償
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アメックスビジネスプラチナの基本情報(特典一覧)
年会費 | 基本会員 | 165,000円 |
---|---|---|
家族会員 | 1〜4枚目:無料 4枚目以降:13,200円 | |
ETC | 年会費550円 最大20枚まで | |
申込対象 | 個人事業主 法人代表者 | |
還元率 | 通常 | 1.0% |
最大 | 3.0% | |
空港ラウンジ | 国内主要空港とホノルル空港 | |
ステータス | ゴールド 年400万円利用でプラチナ | |
継続特典 | 無料宿泊特典 50,000Pまで | |
宿泊実績 | 15泊分 | |
旅行傷害保険 | 国内 | 最大10,000万円(利用付帯) |
海外 | 最大10,000万円(利用付帯) |
年会費は165,000円と高め
アメックスビジネスプラチナの年会費は165,000円です。
価格だけ見ると高めですが、特典や入会時にもらえるポイントを考慮するとコスパ抜群です。
ちなみに法人カードであるため年会費は経費計上できるため、法人税を23%とすると13万円ほどで保有できる計算です。
勘定科目は支払い手数料・諸経費・雑費などです。
従業員の追加カードは4枚まで無料(利用可能枠を設定可能)
追加カードは4枚まで無料です。追加カードは有料である法人カードも多い中、無料であるのは嬉しいポイントです。
従業員さんに渡すので変な使われ方したらどうしよう…と不安になるかもしれませんが、それぞれの追加カードで利用可能枠を設定可能です。
ETCカード年会費が有料
ETCカードは年会費が550円です。発行手数料は無料です。
最大20枚まで発行可能なので、従業員用でも発行できます。
ポイント還元率は1.0%と高還元率
アメックスビジネスプラチナのポイント還元率は1.0%とふつうです。
100円の利用につき1メンバーシップ・リワード・ポイントが貯まります。
クレジットカードの還元率は1.0%を超えれば高還元率だと言われていますが「年会費14.3万円のカードが年会費無料カードと同等の還元率なのはちょっと…」と思いますよね。
ですが海外と以下の特約店ではポイント還元率が3.0%になるので、その点は大きく違います!
- Amazon
- Yahoo! JAPAN
- iTunes Store/App Store
- Uber Eats
- ヨドバシカメラ
- JAL公式ウェブサイト
- 一休.com
- HISの公式ウェブサイト
- アメリカン・エキスプレス・トラベルオンライン
例えばAmazonで20,000円分の買い物をすれば、600ポイントが貯まります。
電子マネーへのチャージはポイント付与対象外
数々の支払いでポイントを貯められるアメックスビジネスプラチナですが、以下の支払いについてはポイント加算の対象外です。
- 楽天Edy
- モバイルSuica
- SMART ICOCA
- モバイルICOCA
- nanaco Apple Pay
- モバイルPASMO
- WAONチャージ
貯めたポイントの使い道について
アメックスビジネスプラチナで貯めたポイントは、以下のような交換先があります。
- 利用代金への充当
- カード年会費への充当
- 航空会社のマイル
- 提携ホテルのポイント
- 楽天ポイント
- Amazonギフト券
- 商品券
- AMEX限定アイテム など
ポイント交換先が豊富なので、使い道に困ることはありません。
また、アメックスビジネスプラチナは通常3,300円の年会費がかかる「メンバーシップ・リワード・プラス」に無料で登録できるため、ポイント交換のレートもアップします。
以下のようなレートで交換できるため、下位カードや提携カードにはない魅力です。
交換先 | レート |
---|---|
ANAマイル | 1.0% |
JALマイル | 0.4% |
その他航空会社マイル | 0.8% |
ヒルトン・オーナーズ | 1.25% |
Marriott Bonvoy | 0.99& |
カード利用代金へ充当 | 0.5〜1.0% |
旅行代金へ充当 | 0.8〜1.0% |
商品券に交換 | 0.33% |
Amazonギフト券に交換 | 0.33% |
カード年会費へ充当 | 1.0% |
中でもおすすめのポイント交換先は、ANAマイルです。
10,000ポイント=10,000マイルで交換できるので、交換レートで損しません。
券面はメタルデザイン(プラも可能)
アメックスビジネスプラチナは金属製のメタルカードです。通常のプラスチック製カードが5gなのに対して、アメックスビジネスプラチナは15gの重さ(3倍)です。
持った瞬間にズシッとくる重厚感に、テンションが上がらない方は少ないでしょう。
メタルカードなのでお店によっては利用できないケースがあるとの声もありますが、ACカードと呼ばれるプラスチック製のカードも無料で発行できます。
早見表:アメックスビジネスプラチナの特典一覧
旅行にまつわる特典
- ファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)
- ザ・ホテル・コレクション
- フリー・ステイ・ギフト
- ホテル・メンバーシップ
- THE CENTURION® LOUNGE
- プライオリティ・パス
- エアポート送迎サービス
- 手荷物無料宅配サービス
- 無料ポーターサービス
- 空港クロークサービス
ライフスタイルにまつわる特典
- KIWAMI 50(旧:ファイン・ダイニング 50)
- 2 for 1 ダイニングby招待日和
- ギフト・サービス
- プライベート・クルーズ
- スポーツクラブ・アクセス
サービス
- プラチナ・コンシェルジェ・デスク
- 追加カード・付属カード
- ポイント・プログラム
- メンバーシップ・リワード・プラス
- ボーナスポイントプログラム
- 海外利⽤ボーナスポイントプログラム
保険&プロテクション
- 旅行傷害保険
- 海外旅行時の航空便遅延費用補償
- 個人賠償責任保険
- ゴルフ保険
- キャンセル・プロテクション
- オンライン・プロテクション
- リターン・プロテクション
- ショッピング・プロテクション®
- ホームウェア・プロテクション
- ワランティ・プラス
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アメックスビジネスプラチナのメリット・デメリット
7つのメリット
アメックスビジネスプラチナのメリットは、以下の7つです。
- 追加カードを無料で作れて利用可能枠の設定までできる
- 貯めたポイントを支払い充当やマイルに交換できる
- 少なからずステータス性(社会的信用)を示せる
- コンシェルジュで各種手配が楽にできる
- オフィス用品やゴルフ中のプレーなどの補償もある
- 実質、カード枠が無限(事前入金可能)
追加カードを無料で作れて利用可能枠の設定までできる
アメックスビジネスプラチナは従業員カードが4枚まで無料で作れます。
5枚目以降は1枚につき13,200円の年会費がかかる&ビジネスゴールドカードになりますが、追加発行が可能です。
従業員さんにもカードの特典を利用してもらえるため、喜んでくれるはずです。
使いすぎが心配にもなりますが、カードごとに利用可能枠を設定できるのでこの点も安心できます。
貯めたポイントを支払い充当やマイルに交換できる
アメックスビジネスプラチナで貯めたポイントは、支払いに充当できたり、マイルに交換できたりします。
年会費14.3万円のカードなので、豊富なポイント交換先が選べるのは当然ですが、注目すべきはその交換レートです。
交換先 | レート |
---|---|
ANAマイル | 1.0% |
JALマイル | 0.4% |
その他マイル | 0.8% |
ヒルトン・オナーズ | 1.25% |
Marriott Bonvoy | 0.99% |
カード利用代金への充当 | 0.5〜1.0% |
旅行代金への充当 | 0.8〜1.0% |
商品券に交換 | 0.33% |
Amazonギフト券に交換 | 0.33% |
カード年会費へ充当 | 1.0% |
とくにANAマイルへの交換は1ポイント=1マイルと、1.0%の交換レートです。
数多くの法人カードが交換レート0.5%の中、アメックスビジネスプラチナは貯めたポイントの使い道で損しないのが嬉しいですね。
初年度は入会キャンペーンで350,000ポイント獲得できますが、これらを全てマイルに交換すれば、東京〜ハワイをビジネスクラスで5往復半できます。
少なからずステータス性(社会的信用)を示せる
僕は経営者なので、ステータスの補填としてアメックスビジネスプラチナを保有しています。
一般的に自営業者は信用力を証明しにくい場合があります。
実際はどうであれ、ステータス性の高いカードを持っているだけで会食や商談で第一印象に影響があるなら持っていて損はありません。
クレジットカードのステータス性を定義するのは中々難しいですが、アメックスビジネスプラチナを持っているだけで高級ホテルで特別なサービスが受けられるなどは良い例でしょう。
コンシェルジュで各種手配が楽にできる
アメックスビジネスプラチナには「プラチナ・セクレタリー・サービス」という、24時間365日対応のコンシェルジュ特典が付帯されています。
出張や接待の手配をはじめ、カードのサービスにまつわる案内など、さまざまなことに対応してくれます。
アメックスのコンシェルジュは絶対にNGを言わないと噂されるくらいなので、頼めることは多岐に渡ります(実際にはNGもあります)。
コンシェルジュに頼めることは、主に以下の通りです。
- ホテル・レストランの予約
- 航空券の手配
- 入手困難なチケットの手配
- 日本で入手困難なアイテムの取り寄せ
- 海外での緊急時の問い合わせ など
秘書を雇うとなればそれ相応の給料を支払う必要がありますが、カンタンな頼みごとならアメックスビジネスプラチナの特典で補えそうです。
オフィス用品やゴルフ中のプレーなどの補償もある
アメックスビジネスプラチナには経営者には嬉しい特典が付帯されています。
オフィス用品のキャッシュバックやゴルフ保険は目立ちます。
DELL Technologiesのオンラインショップでオフィス用品を購入すれば、期間中最大7,000円のキャッシュバック!
ゴルフ保険についても、プレー・練習・指導中のどのタイミングにおいてもケガや用具の破損について補償が受けられます。
補償内容も以下のように多岐に渡ります。
- ゴルファー傷害補償
- ゴルフ用品補償
- ホールインワン / アルバトロス費用補償
- 第三者賠償責任補償
海外や加盟店でポイント還元率3.0%になる
アメックスビジネスプラチナは海外と一部加盟店でポイント還元率3.0%の高還元カードです。
年会費無料のメンバーシップ・リワード・プラス(通常は年会費3,300円)に登録すれば、海外や特約店でポイントが3倍になります。
海外でも還元率が3倍なので、海外旅行をよくする方や出張が多い方には嬉しいメリットです。
旅行やホテルステイの機会が多い方は、アメリカン・エキスプレス・トラベルオンラインを使うとザクザクポイントが貯まります。
航空系の予約はもちろん、ホテルもAMEX会員限定価格で予約ができるため、筆者も重宝しています。
4つのデメリット
アメックスビジネスプラチナを持つデメリットは、以下の4つです。
- メタルカードが使えないお店がある
- 国税や地方税はポイント還元率が下がる
- ETCカードの年会費が有料
- ANAマイルの移行に上限がある
メタルカードが使えないお店がある
メタルカードであるがゆえに支払いで使えないお店があります。
アメックスビジネスプラチナを事業用のメインカードとして利用する場合は、使えないことにストレスを感じるかもしれません。
しかし、僕がこれまで3年間使ってきて利用できなかったのは一度だけでした(古い百貨店のレジ)。このときはサブのACカードがあったので泣き寝入りせずに済みました。
一般的に使えないと言われるお店は、以下の通りです。
- 古い駐車場の決済機
- セルフのガソリンスタンド など
「金属製カードは利用できません」と記載されている飲食店の決済機などで差し込んでみても、案外使えるケースが多々ありました。
国税や地方税はポイント還元率が下がる
アメックスビジネスプラチナで税金の支払いもできますが、ポイント還元率は下がります。
通常は100円につき1ポイント(1.0%還元)ですが、税金の支払いでは200円につき1ポイント(0.5%還元)です。
具体的に支払い可能な税金は以下の通りです。
- 国税
- 国民年金保険料
- 地方税
他にも電気、ガス、水道などの支払いでは0.5%還元になります。
正直、納税の支払い目的だけで発行を検討している方にはおすすめできません。
ETCカードの年会費が有料
アメックスビジネスプラチナのETCカードは、1枚あたり年会費が550円かかります。
ETCカードに年会費がかかる点に驚く方は少ないかもしれませんが、これをデメリットとしているのは個人カードが関係しています。
個人向けのアメックスプラチナは、ETCカードの年会費が無料です。
しかし発行手数料に935円が必要なので、アメックスビジネスプラチナだけ使い勝手が悪い!とは言えないでしょう。
ANAマイルの移行に上限がある
アメックスビジネスプラチナで貯めたポイントはANAマイルに1.0%の高レートで交換できますが、年間40,000マイルまでと上限があります(1月〜12月)。
貯めたポイントをすべてANAマイルに交換したい方にとっては、デメリットです。
ANAの他にもJALをはじめとした40社以上のマイルに交換できますが、交換レートは0.8%程度になります。
ポイントは年会費や航空券、ホテル宿泊にも高レートで交換できるため使い道に困ることはありません。
アメックスビジネスプラチナの個人向けカードとの違い
アメックスビジネスプラチナと個人向けカードではいくつか違いがあります。
券面デザインは非常に似ていますが、具体的には以下の4つが違います。
- 申込み対象・名義・引き落とし口座
- 追加発行できるカード
- 特典
- センチュリオンへの道
個人向けのアメックスプラチナについては、以下にまとめています。
追加発行できるカード
アメックスビジネスプラチナと個人カードでは、追加発行できるカードの条件がやや異なります。
アメックスビジネスプラチナは従業員カード、個人向けカードは家族カードという名目です。
どちらもプラスチック製のACカードは発行できます。
アメックスビジネスプラチナの追加カード
- 従業員カード4枚無料
- 5枚目以降は1枚につき13,200円(ビジネスゴールドになる)
- ETCカードは年会費550円で最大20枚まで発行可能
個人向けプラチナカードの追加カード
- 家族カード4枚無料
- 5枚目以上は申し込み不可
- ETCカードは年会費無料だが発行手数料が935円かかる
特典
アメックスビジネスプラチナと個人向けカードの特典の違いは以下の通りです。
アメックスビジネスプラチナだけの特典
- 手荷物ホテル当日宅配サービス
- アメリカン・エキスプレス JALオンライン
- ビジネスカード限定各種サービス
- ビジネス・ワランティ・プラス
- カー・ピッキング・プロテクション
- ゴルフ保険の第三者賠償保険(4050万円も手厚い)
個人向けカードだけの特典
- 誕生日プレゼント
- プリンスホテルズ&リゾーツの上級会員資格
- プラチナ・カード限定イベント
- ホームウェア・プロテクション
- 個人賠償責任保険
センチュリオンへの道
勘違いしないように注意したいのが、アメックスビジネスプラチナではセンチュリオン・カードが目指せないということ。
アメックスのブラックカードであるセンチュリオン・カードが目指せるのは、個人向けのアメックスプラチナのみです。
アメックスビジネスプラチナで多額の決済をしても、センチュリオン・カードのインビテーションは来ません。
また、個人向けカードで事業経費を決済するのはご法度だと言われており、アメックス側に見つかるとインビテーションの道が途絶えるという噂があります。
アメックスビジネスプラチナを発行したいけど、将来的にセンチュリオン・カードも欲しいという方は、2枚とも発行するしかありません。
まとめ:アメックスビジネスプラチナは特典が最強の法人カード
アメックスビジネスプラチナは以下のように豪華特典が付帯されているカードです。
- 24時間365日対応のコンシェルジュ
- 年会費4.6万円相当のプライオリティ・パスが無料付帯
- 年会費3.3万円相当のレストラン優待
- 1泊6万円超えの高級ホテルに泊まれる無料宿泊券が毎年付与
- 高級ホテルグループ(3社)の上級会員資格が付帯
年会費は165,000円ですが、上記の特典だけでも年会費をペイできるほどの魅力があります…!
今なら最大350,000ポイントもらえる(東京〜ハワイ5往復分)
さらに初年度は入会キャンペーンで最大350,000ポイントもらえるので、いきなりハワイへ家族旅行もできます(東京〜ハワイ8往復半分)。
初年度の入会キャンペーンで年会費以上の恩恵を受けつつ、1年使ってみて継続するかどうかを考えればいいと思います。
\今なら条件達成で合計350,000ポイント!/